検査異常・健診異常
バリウム異常
■ 健康診断で「バリウム検査異常」を指摘された方へ
バリウム検査(胃X線検査)は、胃の形や粘膜の異常を調べる検査で、胃がんや胃潰瘍、ポリープなどの病気を見つけるために広く行われています。ただし、バリウム検査はあくまで異常の可能性を見つけるスクリーニング検査であり、異常を指摘された場合は胃カメラ(上部消化管内視鏡)による精密検査が必要になります。
■ このような方は一度ご相談ください
・健診で「胃透視異常」「要精密検査」と書かれていた
・バリウム検査で再検査を指示された
・胃の違和感や胃もたれがある
・胃痛や食欲低下がある
・家族に胃がんの方がいる
■ バリウム異常を指摘された際にまず行う検査
バリウム検査で異常を指摘された場合、原因を詳しく調べるために以下の検査を行います。特に胃カメラはバリウム検査異常の精密検査として最も重要です。
・胃カメラ(上部消化管内視鏡):胃粘膜を直接観察し異常の原因を確認
・生検(組織検査):がんや炎症の有無を顕微鏡で診断
・ピロリ菌検査:胃炎や胃がんの原因となる感染の確認
・血液検査:貧血や炎症の評価
これらの検査は全て予約不要で当院で施行できます。
■ バリウム異常の原因となる主な病気(全7選)
1. 慢性胃炎(萎縮性胃炎)
最も多い原因の一つで、ピロリ菌感染に関連することが多い疾患です。
胃の粘膜が炎症を起こし、バリウム検査で粘膜の凹凸として指摘されることがあります。
【検査】胃カメラ、ピロリ菌検査。
2. 胃ポリープ
胃の粘膜にできる良性の隆起で、健診で偶然見つかることが多い病変です。
多くは良性ですが、ポリープの種類によっては経過観察や切除が必要になることがあります。
【検査】胃カメラ、生検。
3. 胃潰瘍
胃の粘膜が深く傷ついた状態で、胃痛や黒色便を伴うことがあります。
ピロリ菌感染や薬剤(NSAIDs)などが原因となることがあります。
【検査】胃カメラ、ピロリ菌検査。
4. 十二指腸潰瘍
十二指腸に潰瘍ができる疾患で、空腹時の腹痛が特徴的です。
バリウム検査で変形や潰瘍の影が指摘されることがあります。
【検査】胃カメラ、ピロリ菌検査。
5. 胃がん
胃がんは早期には症状がないことが多く、健診のバリウム検査が発見のきっかけとなることがあります。
早期に発見すれば内視鏡治療が可能な場合もあります。
【検査】胃カメラ、生検、腹部CT、腫瘍マーカー(CEA・CA19-9)。
6. 胃粘膜下腫瘍(GIST)
胃の壁の下にできる腫瘍で、GISTなどの腫瘍が含まれます。
バリウム検査で胃の輪郭の変化として見つかることがあります。
【検査】胃カメラ、超音波内視鏡、腹部CT。
7. 逆流性食道炎(GERD)
胃酸が食道に逆流することで炎症を起こす病気です。
胸やけや呑酸(酸っぱい液体が上がる症状)を伴うことがあります。
【検査】胃カメラ、24時間食道pHモニタリング。
■ バリウム異常を放置するとどうなる?
バリウム検査異常を放置すると、胃がん・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃ポリープなどが見逃される可能性があります。特に胃がんは早期に発見することで内視鏡治療が可能な場合も多い病気です。バリウム検査で異常を指摘された場合は胃カメラによる精密検査が推奨されます。
■ よくある質問
Q. バリウム異常はすぐ胃がんという意味ですか?
必ずしも胃がんというわけではありません。胃炎やポリープなどが原因のことも多いですが、胃カメラで確認することが重要です。
Q. 症状がなくても胃カメラは必要ですか?
はい。胃がんなどは初期には症状が出ないことが多いため、精密検査が推奨されます。
Q. バリウム検査と胃カメラは何が違いますか?
バリウム検査は胃の形の異常を調べるスクリーニング検査です。一方、胃カメラは胃の粘膜を直接観察し、必要に応じて組織検査もできる精密検査です。
また胃カメラは鎮静剤を使用するため寝ている間に検査が終わります。
■ まとめ
バリウム検査異常は、胃の病気を早期に発見するための重要なサインです。多くは胃炎やポリープなどの良性疾患ですが、胃がんや胃潰瘍などの病気が隠れていることもあります。当院では、苦痛の少ない胃カメラ検査を行い、原因の診断と治療を丁寧に行っています。健康診断でバリウム異常を指摘された方は、お気軽にご相談ください。
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